リステリンとモンダミンを比較!種類の違いや選び方、おすすめなど!

リステリンとモンダミンは、どちらも有名なオーラルケア商品です。
なので、名前は聞いたことがある人は多いと思いますが、いざ選ぶとなると迷う人も多いです。
先に結論を書くと、私の経験から爽快さや持続感はリステリンのほうが上だと思います。
ただ、リステリンは刺激がかなり強いという特徴があったり、商品によって洗口液と液体ハミガキの違いがあるなど、単純にリステリンのほうがおすすめというわけではありません。
その辺のことも踏まえて、リステリンとモンダミンを比較して、種類の違いや選び方、おすすめの商品を見ていきますね!
リステリンとモンダミンの概要
リステリンは非常に歴史があり、そのルーツは19世紀半ばに作られた消毒薬。
当時は消毒技術がなく、手術に成功しても細菌に感染して亡くなってしまうという人も多かったそうです。
そこで外科医のジョゼフ・リスター博士が消毒薬を作り、手術による死亡率が劇的に減少したのだとか。
その後、他の専門家の人たちが、その消毒薬をさらに進化させ、リスター博士の名前にあやかって「リステリン」と命名しました。
なので、もともとは手術時に使う消毒薬だったんですね。
その後、口内の殺菌にも効果があることが分かり、1895年に世界初の口内洗浄液として歯科医向けに販売され、1914年には一般消費者向けに販売されました。
日本では、1985年に静岡県で日本初の洗口液として発売され、翌1986年に関東地区に販路を拡大。1991年に全国展開されました。
モンダミンは、その時すでにアメリカで人気だった洗口液を、当時の社長が注目し、日本でも販売しよう!ということで1987年に発売されたのが始まりです。
ただ、もちろんそっくりそのまま同じようなものを発売したわけではなく、日本人好みの香味にはかなりこだわったようです。
モンダミンの歴史を見てみると、1988年にはシナモン味という、なかなかユニークな香味も発売されています。(現在は販売していません)
こうしてみると、リステリンとモンダミンは年数に多少の前後はありますが、ほぼ同じような時期に発売され、今でもしのぎを削っていることが分かります。
リステリンとモンダミンの種類
まずはカテゴリ分けをしてみると、とてもシンプルになり選びやすくなりますよ!
それぞれ対応する商品については、おおまかに以下のようになっています。
だいたい上記の表のような感じで、リステリンとモンダミンの商品が対応しています。
このように分けると、どんな商品があるか分かりますよね。
その中で、自分の悩みだったり、予防したいトラブルに対する商品を選べばいいということになります。
リステリンとモンダミンの選び方
まず、自分の目的に応じて、以下のように選ぶと簡単です。
ベーシックタイプ
【歯周病や歯石、むし歯など、特定の症状を予防】
機能特化型タイプ
【口中のトラブル全体】
高機能タイプ
同じ種類でリステリンとモンダミンの両方に商品がある場合、個人的には、総合的にリステリンのほうが持続感や爽快さは上だと思いますが、そのままおすすめとは言えません。
というのも、リステリンは以下の特徴があるからです。
・味が独特
刺激に関しては、いろんな商品を使った中でも1番強かったです。
慣れないうちは、舌もしびれてあまり長い時間すすぐこともできませんでした。
じゃあ、「低刺激タイプを使えばいいのでは?」ということになりますが、味もちょっと独特なんです。
湿布のにおいに甘いシロップを混ぜたような感じです。
※クールミントやトータルケアは甘いですが、甘くないものもあります
通常タイプのほうは刺激が強い分、味のほうにあまり意識がいかないんですが、低刺激タイプのほうは逆に味を強く感じます。
嫌な味というわけではないんですが、好き嫌いは分かれそうです。
また、じんましんや息苦しさなどの異常があらわれた場合は、医師又は薬剤師に相談するよう書かれていたり、アレルギー体質の人なども十分注意して使用することとなっており、使用するときは注意しなければいけません。
そういう意味ではモンダミンのほうが、味も素直なミント系の味が多いですし、使いやすさはあります。
リステリンとモンダミンのおすすめ!
「とりあえずどれを使ってみようかな?」という人には、種類で言えば、リステリンもモンダミンも高機能の商品がおすすめです。
刺激が強いのと、湿布に甘さを足したような独特な味がするので、好みは分かれるかもしれませんが、1本でさまざまな予防効果が期待できるため便利です。
かなりの爽快さと、持続感があります。刺激が苦手な場合は、低刺激タイプが選べるのもいいですね。
こちらも高機能で、モンダミン史上最多の7つの効果が期待できるというもの。
刺激はリステリンと比べるとほとんど気にならないくらい弱いですし(さらに低刺激タイプもあります)、味が甘辛な感じなんですが、嫌な感じが全くしません。
後味もほとんど気にならないくらいで、それなりに爽快さや持続感もあり、とても使いやすいマウスウォッシュになっています。
上記の商品は液体ハミガキと洗口液という違いがあるので単純比較はできませんが、やはりブラッシングする必要がある液体ハミガキのほうが、より効果は期待できると思います。
ただ、リステリンは刺激や味で好みが分かれると思うので、使用する場合は、なるべく容量の少ないもので試してみることをおすすめします。
あと、ちょっと変わり種なんですが、刺激が大好きという人には次の洗口液がおすすめです。
リステリンオリジナルは、歯垢の沈着、歯肉炎、口臭を予防するマウスウォッシュです。
この商品の特徴としては、刺激が半端ないです。
リステリンの中でも「強刺激」に分類される商品で、味も全く甘さがなく舌がしびれるような刺激があります。
使用方法には「30秒ほどすすいで」と書かれているんですが、「いや、無理」。私は10秒くらいが限界でした。
その代り、使った後の爽快さはすごいです。刺激が好きだったり、刺激がないとなんだか使った気がしないという人はぜひ試してみて下さい。